りんのうじ

大猷院殿(徳川家光公350年御遠忌 記念行事
『350年目の初公開』
結願
(けちがん)御礼のごあいさつ


輪王寺・大猷院「皇嘉門」
日光山 輪王寺 
大猷院
(たいゆういん)「皇嘉門(こうかもん)
(重要文化財・世界遺産)


平成12年4月21日から始まりました「350年目の初公開」を含む
「大猷院殿(徳川家光公)350年御遠忌」の全ての日程が、お陰様で11月30日に終了し、翌12月1日には、結願法要(けちがんほうよう)を無事勤めさせてさせていただくことができました。期間中には全国から沢山の方々にご参拝いただき誠に有り難うございました。これもひとえに仏天の加護はもとより、ご参拝の方々、関係者各位のお力添えの賜と、衷心より御礼申し上げます。

さて、かえりみますと、去る平成11年12月には「日光の社寺」
が「世界遺産」に登録(103棟の建造物群と50.8ヘクタールの境内地)されるという歴史的慶事が、また翌平成12年1月からは、NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」の放送が始まり、「日光」が世界中から大きく注目される中で、家光公350回忌(平成12年4月20日)を迎えることとなりました。

その結果「大猷院・奥の院」の初公開は、予想をはるかに上回大変な賑わいで、受け入れ態勢も充分行き届かず、ご迷惑をおかけした点もあろうかと存じますが、これも50年に一度の盛儀ということに免じてお許しいただければ幸いです。

ご来山の皆様には、世界遺産「日光の社寺」のほとんどの建造物を新築・改築された徳川三代将軍家光
の、正にその墓所である「奥の院」を、文字通り一期一会のご縁でご参拝いただき、日光山の歴史を再発見され、その奥行きや広がりを実感していただけたのではないかと思います。ここにあらためまして家光公の恩徳に感謝の誠を捧げたいと存じます。

「奥の院」の特別公開はこれにて終了いたしましたが、「大猷院廟」
(国宝)をはじめとする境内のほとんどの建造物は、従来通りご参拝できます。今後は、本年とは一味違う、静寂に包まれた素晴らしい雰囲気の「大猷院」を味わっていただけることと存じます。

皆様には、またのご来山を心よりお待ち申し上げまして、御礼のご挨拶とさせていただきます

合掌

平成12年(2000)12月1日
日光山輪王寺


輪王寺・大猷院「二天門」


大猷院の見どころ


*日光山の秘奥

徳川家光公は、慶安4年(1651)年4月20日、将軍職のまま48歳で江戸城にて他界されました。その後、後光明天皇から大猷院の号を賜り、生前からのご遺志によって日光山内大黒山に荘重な御廟所が、一年二ヶ月という驚異的な短期工事で完成されました。
これが日光山輪王寺「大猷院」です。多くの参拝者で賑わう日光山内にありながら、木漏れ日の中、密やかに建ち並ぶ建造物群はまさに日光山の秘奥といわれるゆえんです。


*天上界への旅

建ち並ぶ伽藍の種類は、東照宮に似ていますが、家光公の「祖父、家康公をまつる廟所を決して凌いではならない。」という遺命によって、彫刻や彩色は東照宮より控えめに造られたため、大変重厚で落ちついた趣があります。境内は数々の特徴ある門(仁王門・二天門・夜叉門・唐門)によって立体的に空間が区切られており、参拝の足を進めるごとに景色が替わり、あたかも天上界へ昇っていくような印象を受けます。

*写真は「二天門」です

「大猷院」バーチャル参拝へジャンプ

トップページへ戻る