にっこうざん りんのうじ ほうもつでん・しょうようえん
宝物殿・逍遥園
ご案内

「輪王寺 宝物殿」(りんのうじ ほうもつでん)は、1230年を越える日光山(にっこうざん)の歴史を物語る歴史的・美術的価値の高い資料(以下、什宝)を保存・研究し、ご参拝の皆様へ公開することを目的として建設され、昭和57年落成、翌58年(1983)に開館した鉄筋コンクリート2階建ての施設です。

収蔵庫には、国宝1件・59点、重要文化財51件・1618点、重要美術品4件・7点を含め、日光山1240年余りの歴史を物語る約3万点の什宝を収蔵、常時50点ほどを拝観室に展示しております。

また平成15年11月13日より、コ川記念財団の特別協力館として、御宗家に伝来する初代家康公以来の貴重な宝物の常設展示も併せて行っております。

また、この宝物殿に隣接して、江戸時代の日本庭園「逍遥園」
(しょうようえん)があり、宝物殿へご来館の方は、どなたも入園できます。
小規模ながら、苔むした池泉回遊式の園内には、春はシャクナゲ、ツツジ、サツキ。また秋の紅葉と、四季を通じて様々な風情が楽しめます。

皆様のご来館をお待ちしております。

紅葉真っ盛りの「逍遥園」→写真をクリックすると紅葉情報が開きます!


紅葉情報を開く 逍遥園の情報を開く


夜間特別拝観「逍遥園ライトアップ」が実施されました
2011年10月25日(火)11月15日(火)
但し、午後4時〜午後8時まで
(最終入園:午後7時30分)

 大人 300円    ※ 昼夜入れ替え制です
       ※ 保護者同伴の小中学生と未就学児は無料です



 第142回 企画展 日光山の仏像 《忿怒編》 

平成23年12月15日(木)〜平成24年2月8日(水)

 平安時代、唐より帰国した空海(くうかい)・最(さい)澄(ちょう)によって日本に真(しん)言(ごん)宗・天台(てんだい)宗が開かれました。真言・天台宗には密教(みっきょう)という教えがあります。7世紀にインドで発生した仏教教説(きょうせつ)の一つで、ヒンドゥー教の教義を大幅に取り入れた、従来の仏教にはない新しい特色をもっており、空海・最澄はこの密教を唐でそれぞれ習得し、各々の宗派で普及させました。

 密教の特徴として、大日如来(だいにちにょらい)を中心とした仏教の宇宙観を図像化した「曼荼羅(まんだら)」があり、この曼荼羅を用いて修法(しゅほう)を行います。また、これまでの仏教になかった「明王(みょうおう)」が取り入れられ、不動(ふどう)明王・大威徳(だいいとく)明王など、容姿独特な仏様が現れます。

 「明王」という部類の仏様は、一部を除いてその多くが怒りの形相(忿怒)で現されます。独特な体色に牙を剥き出し、いからせた目、武器のような持物、装飾品には髑髏(どくろ)や蛇が用いられ、背に火焔を纏(まと)った大変怪奇的で威圧的な姿をしています。しかしこのような姿は、人々を仏教の教えの正しい道へと導くためであり、持物(じもつ)は煩悩(ぼんのう)を打ち砕き悪を降伏(こうぶく)するための道具となります。如来(にょらい)などの仏様と対照的に、とても動きのある姿であり、また不動明王を除く明王の多くが多面多臂(ためんたひ)(複数の顔・腕)の姿である事や、中には多目・多足の姿などがあることも特徴的です。

 日光山は天台宗のお寺であり、密教画や仏像が多く存在します。今回の展示では忿怒相に焦点をあて、密教的資料を中心としてさまざまな資料をご紹介させていただきます。

日光山 輪王寺



展示品のご紹介

※ 予告なく変更する場合があります

 


木造四大明王像
栃木県指定有形文化財

日光山輪王寺 蔵

 


大威徳明王像

日光山輪王寺 蔵

 


軍荼利明王

日光山輪王寺 蔵




愛染明王像

日光山輪王寺 蔵
 
 

 

懸仏 木造 馬頭観音

日光山輪王寺 蔵

     

鋳造 閻魔王像・地蔵菩薩

日光山輪王寺 蔵

 
上記を含め、約60件の什宝を展示しております。
詳しくはお問い合せ下さい。


電話 0288−54−0531



コ川記念財団常設展示
ご あ い さ つ 

〜コ川記念財団 常設展示にあたって〜
コ川宗家 第十八代当主
(財)コ川記念財団   
理事長 コ 川 恒 孝
 江戸幕府開府400年に当たる平成15年(2003)4月に、多くの方々から御支援を頂いて、財団法人コ川記念財団を設立いたしました。

 コ川宗家(将軍家)伝来の歴史資料を保存、管理するとともに調査研究し、公開することを目的として設立した財団の常設展示を、コ川家と関係の深い日光の地でできますことは、大変喜ばしく思います。

 季節ごとにテーマを決めて、日光山輪王寺宝物殿の所蔵品とともに、コ川記念財団の所蔵品を一堂に展示することで、江戸幕府にとって日光が果たした役割や意味を、改めて考えるきっかけとなれば幸いです。

12代将軍「家慶」と その時代
  12代将軍徳川家慶(いえよし)は、寛政5年(1793)5月14日に11代将軍家斉(いえなり)の次男として江戸城本丸で誕生し、幼名を松平敏次郎と称しました。兄である竹千代が同年6月24日に夭折したため、世嗣として養育されます。同8年に家慶と名を改め、その翌年に元服を行い、従二位権大納言に叙任されました。

 天保8年(1837)、家慶は45歳の折に将軍職を譲り受けます。しかし、隠退後も家斉は西丸で大御所として実権を握っており、家慶主導の政治運営が開始されるのは、天保12年の家斉逝去以降になります。

 家慶が将軍に就任した当時、国内では長年の天候不順から凶作が続いて米価が高騰し、餓死者が続出していました。そのため各地で一揆・打ちこわしが発生し、大坂では大塩平八郎の乱が起こります。また、日本人漂流者を伴い通商を求めに来たアメリカ船モリソン号を打ち払うなど、国内情勢・対外関係とも深刻の一途をたどっていました。こうした中、家慶は享保・寛政の改革に復する旨の上意を令し、天保の改革が始まります。

 老中水野忠邦主導による天保の改革は、倹約令と風俗取締りを基調に進められましたが、その性急さから反発も強く、天保14年(1843)の上知令発布・撤回といった混乱を契機に水野は老中を罷免されます。しかし、その後は阿部正弘を老中に抜擢して幕政の立て直しを図り、強まりつつあった西洋列強の圧力にも対応しうる体制の構築を進めていきました。
 なお、天保14年に家慶は日光社参を67年ぶりに行い、幕府の権威を示すとともに、尊崇する初代家康の霊廟を詣でました。この際、家慶が日光山内から鉢石宿まで自らの足で歩いたという記録が残っています。さらに商家に立ち寄って?石細工や草花の鉢植えなどを購入しており、その温良な人柄を垣間見ることができます。

 このたびの展示では、家慶の描いた絵画やゆかりの品をご紹介いたします。これらを通し、緊迫する内憂外患の時代を生きた家慶の人物像の一端を感じていただけましたら幸いです。


平成23年12月

                       公益財団法人 コ 川 記 念 財 団


 
(財)コ川記念財団
   http://www.tokugawa.ne.jp

   〒151-0064 東京都渋谷区上原2-35-5-203 TEL03-5790-1110・2620

 日光山輪王寺宝物殿(栃木県日光市)と久能山東照宮博物館(静岡県静岡市)の2館で、
 コ川記念財団の常設展示を行っています。

 機会がありましたら、久能山東照宮へもお出かけ下さい。


 久能山 東照宮 博物館
   http://www.toshogu.or.jp

   〒422-8011 静岡市駿河区根古屋390 TEL054-237-2437

     徳川家康の遺品や歴代将軍の甲冑などを展示しています。

   【開館時間】 午前9時〜午後5時  【休館日】 年中無休 

   【交通機関】 東名静岡または清水I.Cより日本平まで約20分
            JR静岡駅よりしずてつバス「日本平行き」

   【駐 車 場】 日本平駐車場200台を利用(無料)
           〔日本平〕よりロープウェイにて5分



   久能山東照宮博物館でも、コ川記念財団の常設展示を行っております。

   2011年11月26日(土)〜2012年1月27日(金) 「 徳川家伝来の絵画 」

        ※ 展示内容・展示期間は、予告なく変更する場合があります。詳しくは電話にてお問い合せ下さい。




「日光山と徳川四〇〇年の文化」展
記念図録 好評販売中です。




A4版・全150ページ・図版155点・オールカラーで、
2004年特別展
(全4期)の全てを網羅しました。

【限定出版】 1部 1800円 (送料別途500円)


 【郵送申し込み方法】

  代金 2300円
(本体1800円+送料500円)と、
  「図録希望」
と書いたメモを同封して、
  下記宛てお送り下さい。

     ※ 現金の場合は必ず『現金書留』でお送り下さい。
        他に、郵便局発行の「小為替」でも受け付けます。

     ※ 代金到着後、1週間以内にお届けします。

  宛先 〒321-1494 栃木県日光市山内2300
               日光山 輪王寺 宝物殿
               電話 0288-54-0531



【開館時間

宝物殿・逍遥園の開館時間は以下通りです。
なお休館日が不定期にございますので、下の
【休館日】もあわせてご覧下さい。

春・夏・秋季 4月〜10月 午前8時〜午後5時
冬季 11月〜 3月 午前8時〜午後4時

拝観時間は、二社一寺全て同じです。

拝観受付は、いずれも閉館30分前で終了させていただきます。


【料 金】

種別/区分 個人 団体
(30名様以上)
大 人 300円 270円
小中学生 100円 90円
社寺共通拝観券には含まれません。
■宝物殿と逍遥園(日本庭園)に入場できます。
■所要時間 : 20分〜30分

日光山の、他の拝観料金につきましては、ここをクリックして下さい


【休館予定日】


宝物殿・逍遥園は、展示替えや輪王寺特別行事のため、
年間約10回ほど、不定期に休館させていただきますのでご了承下さい。

平成24年  2月 9日(木) 【休館】(展示替えのため)
   4月12日(木) 【休館】(展示替えのため)

日程が変更されることもございますので、
詳しくは下記までお問い合せ下さい。

電話 0288−54−0531
(代表)


【展示予告】

※ 展示テーマは予告なく変更になる場合がございます。


平成24年2月10日(金)〜4月11日(水)
「 中世の日光山

【同時開催】 コ川記念財団常設展
「 徳川将軍家伝来の絵画 」




【展覧会情報】

他館での輪王寺の宝物展示情報です。
機会がございましたら是非ご覧下さい。



「円空 こころを刻む −埼玉の諸像を中心に−
平成23年10月8日(土)〜11月27日(日)
於:埼玉県立歴史と民俗の博物館・特別展示室


「日光東照宮と将軍社参」
平成23年10月8日(土)〜11月23日(水・祝)
於:東京都江戸東京博物館・常設展示室5階 第2企画展示室


「武門の絆 −徳川将軍家と井伊家−
10月28日(金)〜11月27日(日)
於:滋賀県彦根城博物館


浜松市制100周年記念
「戦国の覇者 徳川家康と浜松展」
12月3日(土)〜 1月9日(月・祝)
於:静岡県浜松市美術館


【過去の企画展】

展覧会名称 期日
「天海大僧正−4」展 平成23年10月 7日(金)平成24年12月12日(月
「天海大僧正−3」展 平成23年 8月12日(金)平成23年10月 5日(水
「天海大僧正−2」展 平成23年 6月16日(木)平成23年 8月10日(水)
「天海大僧正−1」展 平成23年 4月14日(木)平成23年 6月15日(水)
「大猷院360年記念−6」展 平成23年 2月10日(木)平成23年 4月13日(水)
「大猷院360年記念−5」展 平成22年12月 9日(木)平成23年 2月 8日(火)
「大猷院360年記念−4」展 平成22年 8月 7日(木)平成22年12月 7日(火)
「大猷院360年記念−3」展 平成22年 8月12日(木)平成22年10月 5日(火)
「大猷院360年記念−2」展

平成22年 6月10日(木)平成22年 8月10日(火)

「大猷院360年記念−1」展 平成22年 4月 8日(木)平成22年 6月 8日(火)
「輪王寺の行事」展 平成22年 2月11日(木)平成22年 4月 6日(火)
「幕末の日光」展 平成21年12月10日(木)平成22年 2月 9日(火)
逍遥園 ライトアップ2009 平成21年10月24日(土)平成21年11月15日(日)
「仏教のおしえ」展 平成21年10月 8日(木)平成21年12月 8日(火)
「絵でみる日光山」展 平成21年 8月 6日(木)平成21年10月 6日(火)
「宝物に見る動植物」展 平成21年 6月11日(木)平成21年 8月 4日(火)
「霊地日光山のはじまり」展 平成21年 4月10日(金)平成21年 6月 9日(火)
「江戸時代の日光 U」展 平成21年 2月 6日(金)平成21年 4月 8日(水)
「輪王寺の宮」展 平成20年12月12日(金)平成21年 2月 4日(水)
「江戸時代の日光 T」展 平成20年10月10日(金)平成20年12月10日(水)
「日光参拝」展 平成20年 8月 8日(金)平成20年10月 8日(水)
「仏と神」展 〜日光山の神仏習合〜 平成20年 6月 6日(金)平成20年 8月 6日(水)
「輪王寺の絵画」展 平成20年 4月11日(金)平成20年 6月 4日(水)
「荘厳具」展 平成20年 2月 8日(金)平成20年 4月 9日(水)
「大猷院−三代将軍家光公−」展 平成19年12月 7日(金)平成20年 2月 6日(水)
「法華経」展 平成19年10月12日(金)平成19年12月 5日(水)
「宝物の中の動植物」展 平成19年 8月10日(金)平成19年10月10日(水)
「漆工芸」展 平成19年 7月15日(金)平成19年 8月 8日(水)
「地図で見る日光山」展 平成19年 4月15日(金)平成19年 6月13日(水)
「江戸時代の工芸」展 平成19年 2月15日(金)平成19年 4月13日(水)
「輪王寺の書画」展 平成18年12月 8日(金)平成19年 2月14日(水)
「幕末の日光山」展 平成18年10月13日(金)平成18年12月 6日(水)
「日光山の仏画」展 平成18年 8月11日(金)平成18年10月11日(水)
「日光の絵巻」展 平成18年 6月 9日(金)平成18年 8月 9日(水)
「日光山の今昔」展 平成18年 4月 7日(金)平成18年 6月 7日(水)
「日光山の来訪者」展 平成18年 2月10日(金)平成18年 4月 5日(水)
「日光山の仮面」展 平成17年12月 8日(金)平成18年 2月 8日(水)
「輪王寺宮と日光」展 平成17年10月 6日(火)平成17年12月 6日(水)
「大猷院の荘厳」展 平成17年 8月 5日(水)平成17年10月 5日(木)
「経典」展 平成17年 6月15日(水)平成17年 8月 4日(木)
「密教の工芸品」展 平成17年 4月 8日(金)平成17年 6月13日(月)
「絵図からみた日光」展 平成17年 2月10日(木)平成17年 4月 6日(水)
「日光の信仰」展 平成16年12月 1日(水)平成17年 2月 8日(火)
秘仏・鎮将夜叉 初開帳記念・W
特別展
『日光山とコ川400年の文化』
平成16年10月 7日(木)平成16年11月29日(月)
秘仏・鎮将夜叉 初開帳記念・V
特別展
『日光山とコ川400年の文化』
平成16年 8月12日(木)平成16年10月 5日(火)
秘仏・鎮将夜叉 初開帳記念・U
特別展
『日光山とコ川400年の文化』
平成16年 6月23日(水)平成16年 8月10日(火)
秘仏・鎮将夜叉 初開帳記念・T
特別展
『日光山とコ川400年の文化』
平成16年 4月29日(木)平成16年 6月22日(火)
江戸開府400年記念・Z
『江戸時代の日光山内』展
平成16年 3月10日(水)平成16年 4月25日(日)
江戸開府400年記念・Y
『江戸時代の雅』展
平成16年 1月15日(木)平成16年 3月 8日(月)
江戸開府400年記念・X
『江戸時代の信仰』展
平成15年11月13日(金)平成16年 1月14日(水)
江戸開府400年記念・W
『天海大僧正と日光』展
平成15年 9月 5日(金)平成15年11月11日(火)
江戸開府400年記念・V
『コ川家の聖地となった日光』展
平成15年 7月10日(木)平成15年 9月 3日(水)
江戸開府400年記念・U
『コ川家と日光門跡』展
平成15年 5月16日(金)平成15年 7月 8日(火)
江戸開府400年記念・T
『家光公と日光』展
平成15年 3月18日(火)平成15年 5月14日(水)
輪王寺宮幕臣たちの書画展 平成15年 1月16日(木)平成15年 3月16日(日)
『朝鮮通信使』展 平成14年11月15日(金)平成15年 1月14日(火)
日光山の名宝『密教』展 平成14年 9月19日(木)平成14年11月13日(水)
『将軍直筆』展 平成13年11月30日(金)平成14年 5月21日(火

このページを閉じる