お知らせ(詳細)
徳川家康と日光山
公益財団法人德川記念財団常設展示
*日光山輪王寺宝物殿は德川記念財団の特別協力館です。
徳川家康と日光山
ご 挨 拶
江戸幕府初代将軍徳川家康は、没後に、その遺骸を、久能山に納められた後、一周忌に日光山へと移され、「東照大権現」として神格化されました。家康の神格化と日光山の興隆に尽力したのは、家康、秀忠、家光の三代の帰依を受けた天海大僧正でした。日光山では、家康の命日である4月17日に大祭が催され、正保四年(1647)以降は、慶応三年(1867)まで、毎年日光例幣使が朝廷より派遣されるようになります。これは、江戸時代を通して伊勢神宮と日光東照宮にのみ行われたもので、特別な意味を持ちます。
また、江戸時代を通して、家康と日光山は様々な人々に信仰されていきました。徳川将軍家は毎年家康の画像を拝礼し、大名や民衆は、「東照宮御神体」として、例幣使の持つ幣帛をもらい受けました。江戸時代が終わっても、なお家康と日光山は人びとの信仰の対象となり、平成11年(1999)には、日光の社寺が世界文化遺産に登録されています。
本展示では、家康の死後、江戸時代を通して様々な人々に多様な形で信仰され、現代にも息づく家康と日光山の関わりを、当財団所蔵資料からご紹介します。
令和元年8月 公益財団法人 德 川 記 念 財 団
《常設展案内》
- 日光山輪王寺宝物殿(次回)
令和元年 10月10日(木)~令和元年12月3日(火)「江戸城の庭園」
- 久能山東照宮博物館
令和元年8月8日(木)~令和元年10月8日(火)「将軍家の教養―家慶・家定と二人の正室―」
〒422-8011 静岡市駿河区根古屋390 TEL054-237-2437
久能山東照宮ホームページ http://www.toshogu.or.jp
【交通機関】東名静岡または清水I.Cより日本平まで約20分
JR静岡駅よりしずてつバス「日本平行き」
【駐車場】 日本平に無料駐車場200台
〔日本平〕よりロープウェイにて5分
展示内容・展示期間は、予告なく変更する場合があります。
公益財団法人 德 川 記 念 財 団
〒151-0065 東京都渋谷区大山町37-6 TEL03-5790-1110・2620
ホームページ http://www.tokugawa.ne.jp