日光山輪王寺

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【法話】共生

共 生

 

総務部長 菅原 道信

 

人々は何故憎しみ合うのでしょうか?何故許せないのでしょうか?

 

お釈迦様は「すべての生き物は繋がっていて、そのおかげで生きている」と言われました。敵対するものも同じ人間であり、そのもののおかげで我々は生きているのだ。そのものの行った行為がめぐりめぐっていつの間にか自分の為のこととなっているのだから、憎しみ合ってはいけない、と説いているのです。

 

自然界には食物連鎖というものがあります。

小さな虫から大きな動物まで、それぞれがその生き物の食となることで、その生き物たちは生きていくことが出来ます。小さな虫は鳥に食われ、鳥は自分よりも大きな動物などに食われますが、その動物の糞や死骸は肥やしとなり小さな虫の栄養となる草を育てます。つまり自分の敵のはずものが、巡り巡って自身の利益を生み出しているのが、自然の摂理です。

 

「共生」という言葉があります。お釈迦様の教えも、自然の摂理も、正にこの言葉が当てはまるかと思います。「ともにいきる」ことを自覚して生活ができれば、人を憎む気持ちも次第に止み、人を許せるようになるのではないでしょうか。

 

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