日光山輪王寺

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夏の思い出

 

財務部長

貴船 慈浩

 

青い空・蝉の声・お線香の香り

キュウリとナスで作った馬と牛

庭先で行う『迎え火』と『送り火』

お盆になると私の実家では、庭の畑でとれたキュウリとナス、そしてほおずきが仏壇に

お供えされていました。

キュウリの馬とナスの牛を『精霊馬・精霊牛』と呼びます。

 

なんでキュウリとナスに足がついているの。

そう尋ねると、ご先祖様が帰ってくるからよと教えてくれました。

みんなに早く会いたいから、来るときは足の速い馬に乗ってやってきて、

帰るときはゆっくりと、お土産をたくさんもって牛にのってかえっていくの。

それじゃ、このほおずきは? ちょうちんみたいに綺麗で、ご先祖様もよろこぶでしょ。

庭先で火を焚くのは、ご先祖様が道に迷わないように目印にしてもらうためよ。

 

いつも送り火を焚くのは、自分の役目でした。

ヒグラシが鳴く夕方に、その煙をみて何故か寂しい気分になりました。

そんな風景が今でも思い出されます。

 

先日、父が亡くなる前にこんなことを言っていました。

『俺はもうすぐ卒業だな・・・』と。

数日後、その言葉のとおり卒業していきました。最後まで立派な父親でした。

 

きっと今年のお盆には新入生として帰ってくることでしょう。

 

 

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