日光山輪王寺

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法話

十五夜の月だけじゃない“十三夜の月”

十五夜の月だけじゃない“十三夜の月”

 

中禅寺執行

人見 良典

 

 去る9月29日は「十五夜」でしたが、10月27日は、「十三夜」という日本古来のお月見をする日があります。

 十五夜は新月から数えて十五日目で満月、同様に十三夜は新月から数えて十三日目で、満月に少し欠ける月です。

十五夜は、もともと平安時代に中国から伝わったもので、十三夜は日本オリジナルの風習だと言われています。

 十五夜と対をなすのが、十三夜。この二つを二夜の月と呼びます。十五夜は収穫した芋を供えることから「芋名月」、十三夜は栗や豆の収穫時期なので、「栗名月」「豆名月」とも呼ばれるそうです。

 どちらか一方の月しか見ないことを「片見月」と言います。両方の月を見ないと良くないと言われるようです。

 月を見ると、空想的になったり、神秘的な気分になったり、また感傷的になったりと気持ちが掻き立てられるような気がします。この機会にお月見の夜に、日本古来の風習を見直して、心を豊かにしてみてはいかがでしょうか。

 

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