2025年11月11日宝物殿の展示情報
日光山伝来の輪王寺宮門跡ゆかりの宝物を公開
日光山輪王寺宝物殿展示予告
2025年11月27日(木)から2026年1月27日(火)まで
新しい年を寿ぐ
除夜から元旦にかけて、日光山では御門主のもと一山僧侶が出仕し、来る一年が平安で人々が幸せでありますようにと願う御祈祷が開闢(かいびゃく)となり、境内は参詣者でにぎわいます。
江戸時代、皇族出身の輪王寺宮様が日光山の御門主(住職)を務めていました。輪王寺宮様は、住職を兼任する江戸寛永寺にお住まいでしたが、毎年旧暦の4月・9月・12月(新暦の5月・10月・1月)に日光山にお越しになり、天下泰平の祈りを捧げました。新しい年を迎えるにあたり、次回の展示では、当山に伝来した輪王寺宮様ゆかりの書画や調度品、さらに縁起物などお正月らしい宝物をご紹介します。
【主な展示予定品】
御料紙箱 籬ニ梅高蒔絵 1合 江戸時代
銀製宝船 北白川宮能久親王所用 1点 江戸時代
同時開催 德川記念財団常設展
德川将軍家と古典
銀製宝船 北白川宮能久親王所用 江戸時代